まこさん 1999/11/21
はじめまして。
ホームページ拝見させていただきました。
かわいいイラスト入りで、見やすく、アットホームなHPで、良かったです。
まず、自分の自己紹介を・・・
私、まこ、現在26歳。会社員。
もちろん、色覚異常者です。ちなみに男性。花の独身貴族(笑)です。
色覚異常にはじめてひっかかったのは小学生のときでした。
でも、その検査の時はあまりにも人が多すぎて、検査をしていた先生が、保健の先生ではなかったので、「いつかちゃんと検査しないといけないね」と言われただけで、あんまり意識もしていませんでした。
で、そのまま小学校は卒業。中学校では検査自体がなかったような記憶があって、いつのまにやら「俺の目は少しおかしい」という意識は飛んでいました。
で、高校。
大学受験をひかえていた確か高校3年の初夏のころ、
身体検査がありまして、昔の記憶が少し蘇ってきました(笑)
仲の良い友達と一緒に、一通りの検査・測定をすませ、色盲検査室へ・・
このとき、心のなかで僕は
「あ、たぶん引っかかるだろうな」
って思ってました。
意識的に先に友達を行かせて、僕の番。
本をぱらぱらとめくって、どんな数字が見えるか?っていうスタイルの検査でした。
「わかりません」
って言葉が2,3回でました。
友達も先生もびっくり(ここ重要!)
先生の提案でもう一度トライ。
でも、何回やっても見えんもんは見えん。で、後日精密検査へ。
家の近所の眼科に行きました。
保健の先生からの紹介状と、不安な気持ちを持ってまたまた検査室へ・・
複数のノートタイプの検査と、数個の球を色のグラデーションで並び替える検査とか。
ま、40分くらいかかりましたか・・
で、結果はあっさりと
「色覚異常ですね。特に赤が弱いかな。文系にすすむのなら問題ないと思います。
でも、パイロットとか、何かの技師にはなれないね。あんまり気にしないように。」
とのコメントでした。
で、悲劇が家に帰ってからありました。
母親に報告すると、
「なんであんたが色盲なん?私はちゃんと五体満足で産んであげたのに!」と、怒られました。
今思えば、お袋はくやしかった(少しニュアンスがちがうけど)んだと思う。
一人っ子の俺を、完璧に産んだ!というプライドみたいなものが崩れたのかもしれない。
で、その結果以来、2ヶ月ぐらい気まずかったです。
僕自身は、検査結果自体は素直に受け入れていました。
母の父(僕にとってはおじいちゃんですね)が、生まれながらに目が悪く、結局最後には失明しちゃった遺伝子が、俺に受け継がれたんだろーなーって感じで、
けっこう世代を超えたロマン(笑)みたいなもんを感じてました。
僕の父親は目には異常なかったし、多くの色を扱う印刷技師だったから、学校でならった遺伝の知識をつかうまでもなく、母からの影響でした。
さらに、ねっからの文系人間だったので、恨みも悔やみもなかったです。
でも、帰宅後の母の言葉はきつかったです。
いまだに、あのころを思い出すとはっきりいって辛いです。
母を恨んではいませんが、あの言葉は恨んでます。
うまくはいえませんが、こんな感じなのです。
色覚異常の人で、いやな思いをせずに生活してる人もいるでしょう。
逆に、いやな思いをした人もいると思います。
でも、血縁関係にある人から中傷を受けるのは、いやだった。
現在は、僕は紙関係の仕事をしていて、色は密接に関係しています。
少し困ることはありますが、そこらへんは正常な人と相談して、何とか切り抜けています。
母親の一件から、他人を思いやる気持ちは過剰なまでに気をつける性格にもなりました。
でも、結婚とか、子供をつくる・・ということになるとまだ答えは出ていません。
正常に越したことはないっては思うんです。
それに、いやな思いも受けぬ可能性は低いほうがいいとも思うんです。
迷いはつきません。